新渡戸 稲造 (著), 岬 龍一郎 (翻訳)
日本人として読むべし!という本でした。外国への日本人の精神論紹介なので、キリスト教との比較や比喩で示してあります。あと論語や孟子も出てきます。
- 敷島の大和心を人問わば 朝日に匂ふ山桜花
- やっぱり大和魂は、武士道と桜なんですね。ここでいう、桜はソメイヨシノではなく、山桜のことですね。ソメイヨシノは60年が寿命なんですよね。
- 武士の約束に証文はいらない
- 【誠】であることが常に武士には求められるため、「武士に二言なし」というのは、こういうことなのかと思った。
- 礼は、他を思いやる心が外へ現れたもの
- 【愛】です。礼を極めると愛へ通ず。愛ってなにか分からなかった~好きの延長か?~んだけど、そういうことなのかな…とか思ったり。
- つまらないものですが
- この心情は理解してなかった。これは「貴方は立派な方なので、こんな品物では善意のしるしとしか受け取れないでしょう。せめて、私の心のしるしとして受け取って欲しい」ということなんだとか。これは、間違っていたなぁ。
- 負けるが勝ち
- 武士は平和であることが一番!と思っていたそうですが、ドラマの影響が強くて、いつでも刀を振るってたように思うんですね。怖い怖い。
- 敷島の大和心を人問わば 朝日に匂ふ山桜花
これ、明治に書かれた本でしょ。今に通じるものもあってフンフンって感じでした。結構、サクサク読んだ。
新渡戸稲造ってキリスト信者だったのねん。
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