2009年10月1日木曜日

若き社会人に贈ることば

松下幸之助 若き社会人に贈ることば―自分の幸せは自分でつくれ
松下幸之助


松下幸之助さんの「新入社員向け」の啓発本みたいな内容です。
全体的に良い本なので、ピックアップが難しい。故に、ぱっと開いたところの文章を紹介しよう!
  • 人々に喜びを与え、世の向上、発展を約束するのだと思えば、勇気凛々として行くことができる(55p)
    モノを買っていただき、自分が設けることは、消して悪いことじゃないんだよ!ということですな。会社に行けないとか言う人は、もっと喜びを与えていかないといけないのでしょうね。
  • 自分を教育するということを非常に好ましいこと、愉快なことというようにとらえれば、知らず識らずのうちに、その人は成長していく(176p)
    何事も気の持ちよう。仕事が窮屈とか考えてるようなら、自分を教育しよう、学んで行こうと思う方がよっぽど建設的だということですね。
  • 人生は真剣勝負である。(139p)
    決して「時には失敗することもあるさ」なーんて思いながら人生を生きていては、もったいない。どんな小さなことでも真剣にやりましょう。
  • 会社を信頼すること・・・非常な期待を持って新入社員を受け入れ、すべてよかれと思って、いろいろ教えたり、注意したりするわけです。(69p)
    確かに。教える方になったら、これが分かるのですが、それまでは分からなかったなぁ。「親の心子知らず」ってやつですね。少しずつでいいから、成長してくれよ~(^^)/
  • 素直にありがたさを認める態度(30p)
    スグに忘れてしまいますが、謙虚な心を持って仕事にまい進することが、自分に求められることなのです。ってことが、分かるまでにかなりかかります。てか、最近かも・・・・
  • 自分の天分を生かした転職・・・地位や財産があろうとなかろうと、いつも生き生きとした喜びにあふれ、自分の生きがいはここにあるのだという自信のもとに充実した人生を送ることができる(218p)
    最後の章です。自分の天分、与えられた役割をしっかりと努めることで充実した人生になるんですよ~ってことですが、表題に「幸せ」ってある割に、文章の中で「幸せになれます」的な記述がないように思いました。
    今は、会社とプライベートを分けるのがあたりまえ~な風潮だと思うのですが、この方は、会社こそわが道!って感じなんですよね。ウチのパパみたい。それはそれですごいと思います。
・・・ああああ、全体的に出来ていないので、心が痛い(--;

2009年9月24日木曜日

日曜日のメンタルヘルス

日曜日のメンタルヘルス相談室
和田 憲明


またまた和田先生の本です。実は、続けてどわ~!っと読みました♪

これ、いろんな人の例(ウチの会社の人もいるだろうなぁw)があるので、読んでいて納得したりうなずいたりしてしまいます。
  • 落ち込んでいる時は、思いっきりマイナス思考を!(20P)
    いいですね~マイナス思考w 無理してプラス思考をすると、逆にさらに落ち込んでしまうので、落ち込んでいる時は、マイナス思考をしていく方が理にかなっているというもの。そう、私もトコトンまで落ち込んでみる。と違った見方ができて、浮上できます。
    ただし、ずーっとマイナス思考は×ですよ!ともあります。
  • 3(好き):2(嫌い):5(どっちでもない)の法則(35p)
    まぁ、みんなに好かれようとすることは無理なわけで~それ以上に何とも思ってない人の方が多いわけですよ。だから、周りと比べ過ぎたり、評価しすぎ(低く)てズレがあると、付き合いが難しくなってしまいますよ~ということです。気楽にね!
  • 上司がいない時の方が仕事がはかどりました(49p)
    でも上司は、残業してくれるんだよね。私?ラキさんがいるので、さっくり帰りますよ♪
  • 「いつも」「どうせ」「きっと」が悩みの思考回路の定番(87p)
    最近、これなくなった。だって、そんなこと思ってても楽しくないし、先に進まないもんね。
  • たかがお喋り、されどお喋り(91p)
    女性の場合は、特に多いでしょうね。しゃべれば、結構ガス抜きになるんですよね。それを抱えることが出来ない場合があったりしますけどw その辺は、言葉にしていいことと悪いことを区別しないといけませんね。
  • まずは相手に合わせてみる(106p)
    人付き合いをするにあたって、まずいことはすぐ分かります。んじゃ、それをしなきゃ、うまく行くんだよ~ということですな。
  • 『まぁ、いいか』(142p)
    これは、口癖です(爆)そういう割り切りが必要なんだな~って思います。最後は、自分が責任をもつくらいの気構えが必要だとは思いますが。
  • 「がんばれ」と言わずに励まそう
    コレ、難しいんよ。すぐ「がんばれ」って言ってしまいそうになる。認めることはするんだけど、そのあとに足しそうになるんだよね。
  • 病気になるのはいかんけど、仕方ないときもある。人生いろいろ、心もいろいろある(163p)
    まぁ、うつって「心の風邪」とか言われるけど、それよりもっと深刻なんだよね。長く続くし。でもかかってしまうときもあるのだから、受け止めてあげることも必要だよ~ということなんでしょうね。
なんか、たくさんピックアップしてしまった。例題が参考になるので、そちらは本でお楽しみくださいませ!

2009年8月25日火曜日

がんに負けない心理学

がんに負けない心理学
和田のりあき


がんになった人が、いったいどんなことを思うのか?心理学の先生らしい分析です。ただ、ガンでなくても人は死ぬんだよ…ってことは思いつかないようでした。
  • 心は「凍った状態」でした。表面的には冷静に見えたと思います。
    あまりのショックで動けない状態なのに、冷静に見えるから、この人は大丈夫だな~と周りが思ってしまうため、ケアが遅れるということ。命にかかわるときは、冷静にしなくてもいいよということです。
  • 病気を正しく理解するための情報収集をしない
    “余命*年”とか書いてあるとへこむ。なので、下手に情報を入れるより、入れない方が健康的でいられるそうです。欲しかったら、周りが教えてくれるとのこと。
  • 生きること、治ることをあきらめてしまわない。
    頑張ろう!と思うけど、長続きしない。というより、既に頑張ってるのだから、さらに戦うとなるととても力がいる。でも諦めたらダメよー!ということだと理解しました。
  • 「強気」「弱気」「冷静」の三つの自分
    病気の時は、「弱気」の自分が強くなってしまうようだ。「冷静」の自分をカウンセリング役に持ってきて、自問自答を行って、内面を見ていくと一人カウンセリングができ、よい方向に向かうみたい。病気の時って、何もしない(できない)時間があって、すべてが考える時間にあたってしまって、自分を苦しめることもあったりする。治るのが分かっていれば、そんなに負担にならないけどガンは、そういう時間は辛いと思う。三つの自分をうまく使ってカウンセリングするようにしたら楽だよ~ってことみたい。
  • 良かったことを見つける。ラッキー経験を集める。過去の自分を許す
    ・・・なんか、成功法則のようだ。やっぱり心を穏やかに現状を受け止めるには、これしかないんだろうと思う。
  • 本人以上のストレスがかかる
    自分の体じゃないので良いか悪いか分からない、相談相手がいない(患者だと見舞いに来てくれる)、自分のことは置いといて、患者本人を第一に考える・・・という負荷がかかるため、家族の方が倒れる場合もあるようだ。家族のケアの方が大事なのかも。
先生自身がカウンセラーなので、カウンセリングの大切さも実感なさった模様。

実は、私もカウンセリングを受けたことがある。<がん発覚の前
すっごい明るくて、適当な先生だなぁと思ったけど、ちゃんとやることはやってくれた。やっぱ、カウンセラーの先生は、これぐらいじゃないとね♪とも思ったけど、今はどうなんだろう。
本読みましたよ~!ってメールしてみようかな。

ガンは、年々治療法が向上するので、生き延びれば完治の可能性があるそうな。ガンでなくても心が弱った時の対処法として役に立つ1冊です。

2009年8月24日月曜日

血となり肉となる

食べ物はこうして血となり肉となる ~ちょっと意外な体の中の食物動態~
中西 貴之


食べ物がどう分解されて、血となり肉となるのか・・・・つー内容を期待していたら、全然違っとった。

正確には、「食べ物に含まれている栄養素がどんなふうに体(細胞)に作用するのか?」って内容だった。
  • 胃腸の中は“体の外”
    「ちくわ」のような構造なのだが、うまいこと出来ていると思う。
  • リンゴポリフェノールは体内脂肪を減少させる効果がある
    毎日1個のリンゴ。食べれない(笑)
  • アレルギーには、βカロテン
    でも、かなりカロテンという物質は吸収が難しいらしい。この辺からも腸が大事ってことは分かると思うんだけどなぁ。
  • 腸肝循環
    フラボノイドなど、一部の物質については、腸と肝臓をぐるぐる回るそうな。最終的には、全部出されるけど、こうやって吸収率を上げているんだって。
  • ネギを食べると聡明になる
    まぁ量の問題はあるけれど、もっと玉ねぎを食べようと思う今日この頃w
福岡先生が全体的に見ないと科学は見間違えるよ~と日経ニュースか何かで読んだことがあるが、まさに同じ。本の中にも書いてあるけど、食べ物は、複雑すぎてどれがどう作用しているのか分かってないというのが現状のようだ。

あと、ガンとかアレルギーとかのことも書いてあった。それにしても、自分の体は食べたものダケで出来ているのだと実感する。私の30%ぐらいは、チョコレートだね(笑)

2009年8月3日月曜日

脳はこの1冊で鍛えなさい

脳はこの1冊で鍛えなさい
加藤俊徳


脳は死ぬまで成長する唯一の器官なので、成長させないなんてもったいない!というお話です。
成長させるにもやり方があるので、それについて説明している本でした。
脳の学校」<<クリックどーぞ。
  • 脳は個人によってすべて違う
    双子でも同じようには成長しない。鍛えているとその部分が成長して、白い枝が頭がい骨の方に伸びているという。確かにそういう風にも見えるが、実際には先生に診てもらわなければ分からないなぁ。と思った。
  • 目標を持たせてやる
    漠然とした内容「運動機能をあげる」とかでいいので、目標を持たせると脳の成長は違うという。運動能力も脳が発達してないためだというので、ちと頑張ってみようかなという気になってきた(笑)
  • 脳番地日記をつける
    まずは、1~2週間日記を付けて、自分の傾向を見る。その上で、伸ばしたいものが何かを見極めて、その時間を組み込んでいく(予定)。1日を振り返って、予定と比較して、明日どうするか考える・・・とゆー至極当たり前だが、やっていないことを意識してやることが大事なのだと思う
  • 脳番地は機能系に分けられる

  • 潜在能力細胞を鍛えよう
    十分に開発できていない神経細胞のことをこう呼ぶようにしたそうな。脳は使えば使うだけ神経細胞のシナプスが増えることは知られていることだし、もっと効率的に使って休めないといけないんだな~と思った。
  • 覚えるときのポイントは、2つの脳番地を使うようにします。一字一句を正確に覚える。
    アジするときに、どうしてもコースが覚えられない。体と声とで覚えるようにしてみたけど・・・微妙(>_<)もっと、改善の余地あり~なので、イメトレも入れて鍛えてみようと思う。
脳トレに真っ向から異論申し立てというか、あんまり役に立たないよ~で始まるこの本。
脳が機能別になっているのは、知っていたが、こういう育て方もあるのかと勉強になった。

鑑定していただくのに、どれくらいかかるのかな?と思ったら、保険が効かないから、むちゃ高(-_-;び、びびった・・・・地味~に日記ともう一冊あるらしい本でやる方が良いっぽ。

2009年7月31日金曜日

植物知識

植物知識
牧野富太郎



もっと早くに知りたかったな・・・・。

花と果実について、由来・学術名・特徴・歴史(短歌)について綴っているものである。
  • 百合は中国のものであって、日本のユリではない。したがって百合と書くのは間違ってる!
    菫(スミレ)や紫陽花(アジサイ)もしかり。


    え~そうなのん?(・_・)なんか、いっぱい間違って覚えているみたいだわ。ハズカシ~(T-T)
    伝来の歴史から紐解いてあるので、とても面白い。

  • 菖蒲はショウブではなく、ハナショウブは、白菖と書くべきだし、アヤメとは、全く違う。日本に誇る花だから、各地にショウブ園を作るべし!

    やっぱり、カキツバタ、ショウブ、アヤメは別種なのだと実感。今は、あちこちにショウブ園があるよね。

  • リンゴ、ナシなどは身を合成せる果托部を食しており、ミカンは果内の毛を食し、バナナは果皮を食し、イチジクは変形せる花軸部を食用に供している。

    ・・・え~!!!みかんって毛なのん?・・・図を見ると納得。でも、あれって毛だったのかぁ。イチゴも幹の先を食ってるそうな(笑)
この先生の本をもっと読もうと思ったら、学生向けの本が、手に入らなかった。図書館で借りてくるかな。

ずいぶん間があきましたが、ボチボチ埋めていきます(^^;

2009年4月22日水曜日

神道がよくわかる本

神道がよくわかる本 (PHP文庫)

神道に関するQ&Aの本です。「神社ってあるけど、何のためにあるの?」とか「お祓いって何?」「お守りってどんなもの?」ってホントーに基本的なことに疑問がある人が読むとよいものです。
  • イザナギの尊イザナミの尊(みこと)、天照大御神に高天原~中つ国~黄泉の国
    神様の成り立ちや、住まう場所。そして、神道の教えについてかかれてあります。が、仏教やキリスト教のように”経典”というものがありません。”道”なので、宗教とは似て非なる部分があるということを聞いたことがありまふ。「まごころ」がキーワードなのでっす。
  • 神社の造りや祈りの言葉など
    個人的に、ココが一番面白かった(^^) 神社の造りや殿の意味、狛犬の由来やら知らないことだらけ。お祭りも神道に由来します。
  • 神道のしくみ。格や神職、お祭りしている神様は?
    お祭りしている神様一覧があるのは良かった。神主さんとか巫女さんとかは、いったい何者なのか?ということを知りたかったら、ココを読めばOK!
  • 神道の流れ
    流れというか歴史。いろいろ分家してたりするので、それの説明です。天理教も神道だとは知らなかった。高校野球は応援するんですよね(笑)
「神道ってなんぞや?」って思ったら、気になるところだけ抜粋して読めばいいし、なんだっけ?と思ったときに読みやすい形式だな~と思った。Q&Aも悪くない。うん。

2009年4月17日金曜日

怪談・奇談

怪談・奇談
ラフカディオ・ハーン


実家から持ち帰り本シリーズ。昭和49年発行、昭和59年再販モノ・・ふるっ!

言わずと知れた小泉八雲氏著書の翻訳本である。

しかし、内容はとても分かりやすく読みやすい。
「耳なし芳一」「雪おんな」「果心居士」「ろくろ首」などである。

あと、小泉八雲氏の略歴や年表もついているので、導入書としてはいいかなと思う。日清・日露戦争のころに日本に生きた方なのだ。
基本的に英語でしか書いていないようなので、原文も読んでみたいものだと思った。

2009年4月13日月曜日

ラムネ&40外伝 ダ・サイダー伝説

ラムネ&40外伝 ダ・サイダー伝説
あかほりさとる


実家から持って帰ってきた本です。

いつもケンカの二人にちょっとだけ進展がある話。
改めて読むと「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」がメインで、色々な映画やアニメのパロディだった。

最後のサイダー様のエピソードが好きでねぇ(笑)

変われば変わるもんだ。自分の気持ちを自覚すると、力になるね。

2009年4月9日木曜日

コーチング・ワークショップ

幸せの種をまく コーチング・ワークショップ
高木 善之


自分や他人をコーチングする方法と地球の環境問題について書いてあります。1度でも高木さんの講演会に行ったことがあれば、腑に落ちる内容ですし、それをそのまま本にしてある感じです。
  • 私たちが本当に求めていたのは、日々ワクワクして生きること
    家や家電製品があってもむなしい人はむなしいわけで…本当に欲しいものは?と言われると、のんびり楽しい毎日だよね。

  • 「よく観る」「よく聴く」「受け止める」
    人とコミュニケーションをとるときに大切なこと。自分「よく観る」が甘いというか、よくわからんのが難点ではある。雰囲気はわかるんだけどね~それでいいのかな?とにかく、茶々入れしないようにしてます。

  • 1カメ:自分、2カメ:相手、3カメ:客観的、4カメ:過去、5カメ:未来
    自分自身を俯瞰してみよう!とはよく言われますが、カメラを意識するとより分かりやすいというもの。基本3カメでいれば、相手が自分を嫌っていても攻撃してきても受け止められるようになります。時々、1カメが強くなるので、意識が必要ですがね。

  • モノサシを捨てる~良い/悪い・怒り・思い込み
    良いか悪いを決めているのは自分。腹を立てているのは自分。思い込みで間違ったことをしたのは自分。ま、結局自分の判断基準(モノサシと呼ぶ)を使って相手を測って、合わないから怒るわけ。なんで、ものさしを捨てようということです。飼われているワンコでさえ、モノサシは無いと思います。まぁ、ご主人さまのご機嫌は伺いますが(笑)

  • 主よ、私が自分自身から解放されますように(「マザー・テレサの祈り」より)
    マザー・テレサでさえ、そんな気持ちなんだぁと思う。結局、最大の敵にもなり、味方にもなるのは自分だけってことだよね。

  • 欠けているものは、“心の余裕”。大切なのは“幸せの種をまくこと”
    笑顔50%を実行するのだぁ! 笑えば可愛いのになぁって思う女の子が結構いる。「男社会の中では、笑ったら負け」とか思ってるんだろうなぁ。私もそうだったから分かるけど。もったいないねぇ。
    女の子なんだもん。にっこり笑って「お願いします♪」って言っていいじゃん♪

  • 自分と対話して、自分をコーチングする
    絶対的に足りないのが、コレであることは間違いない。自分と対話するのって、全然できない。一回、とことんまで話し合わんといかんのかもしれぬ。
この方の生き方は、本当にやりたいことしかやってないから、みんな一緒にできるんだなって思う。
「あなたは一度死ぬ目にあってるから、そこまでできるんだよ」って思う人もいっぱいいると思うし、私もそういう気持ちが無いわけではない。でも、高木さんの生活を見てると本気がわかる。

いま私にできることは、環境コンシューマになって寄付して、肉食を控えたりマイ箸を使ったり・・・といっぱいある。毎日は出来ないかもしれないけど、少しづつでもいいじゃない。やろう!!

2009年4月6日月曜日

ラムネ&40外伝 レスカの恋物語

ラムネ&40外伝 レスカの恋物語
あかほりさとる


実家に大量の小説も(マンガついでに)あったことが判明。自宅のは、売り飛ばしたんで、もういいやと思ってたんだけど、そんな中で再度読んでみたかったものを数冊持って帰ってきた中の1冊。

タイラー(アニメは見てない)とか銀の星姫(メシナ)(今マンガでシリーズ連載中)とかザンヤルマの剣士(これは最後がちと気に入らんかったが、話は面白かった)とか古いヤツが山ほどあった(笑)
自宅の分では、要塞シリーズとか銀河英雄伝説とか創竜伝とかスレイヤーズ!とか全巻あったんだがBOOKOFFに送り込みました。

基本的に初版本で全巻揃っているはず・・・なので、売るところに売れば、そこそこ売れるはずなんだけど、なにせ20年以上も前の代物(笑)

200冊でヤフオクしてみるか?という案もあるが、片づけてくれてる弟その1君に一任してマス。

さっくり40分ほどで読了。

やっぱり、サイダー様は素敵だわ~♪レスカに共感するところがあるんで、このペアは好きなんですよね。ダ・サイダーのダジャレ具合はともかくとして。

DVDを見直してみようかな。と、改めて思う内容であった。

2009年4月5日日曜日

イヌ好き 自分の取扱書

イヌ好き自分の取扱書

頂き本ですが、チェック式の「犬好きはこんな人!」ってモノですがぁぁぁ

・・・ごめんなさい。

私、ほとんど当てはまらないし、これで「犬好きってこんな人なんだぁ」的な判断されたら困るヨ・・・という感想しか持てませんでした。

共感できるのは、ホンの10項目くらいだったような気が・・・

2009年3月30日月曜日

海賊とウェディング・ベル

海賊とウェディング・ベル―クラッシュ・ブレイズ

クラッシュ・ブレイズシリーズの最新刊です。

相変わらずの怪獣夫婦のラブラブぶりにあてられた内容でした。こういう夫婦は好きなんですよね。

自分的には、天使より怪獣夫婦の方が好きかな。

お話的には、海賊に捕まった人質を助けて、海賊団は叩き潰すってお話です。
って、なんて大雑把!w

2009年3月27日金曜日

ダメな自分を救う本

ダメな自分を救う本
―人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック

石井 裕之


ダメな自分を変えたい!という人は読むと変えられるかも・・・・潜在意識を味方につける方法を具体的にワークをしながらススメます。
  • 今この瞬間に何ができるか?7つ書け
    やりました(笑)やれるもんだなーと思ったり。
  • 出来ないことは理解できない。”出来る”ことをコツコツやれ
    ”考えないで下さい”と言われても考えてしまう。それが潜在意識。ならば、本当に「出来る」ことをコツコツやって積み重ねる方が良いということ。コツコツ毎日掃除してます。お散歩ついでにゴミ拾いもするようになりました。
  • なりたい自分にふさわしい振る舞いをする
    気持ちを変えるのは行動を変えるだけで実現できるということ。今は、アジリティのことを考えるときは華麗な先生の動きを思い出して、真似してます~♪仕事のほうでも、歩く姿を変えてます。
  • 自分を好きになろうと思っても簡単にできないから苦しんでいる。でも…
    自分もそうだった。自分が嫌いだった。でも「ナゼ、嫌いな自分のままでいるんですか?嫌いな自分でいて楽しいの?」って問いがグッと来た(涙)<別の本にも書いてあった「自分を理解できるのは自分だけだし、死ぬまで付き合うのは自分なのよ。それなら楽しく行こうよ」っていうのも泣けた。
    自分らしくないと思ったことをやると殻を破れる第一歩になるということ。
そんなわけで、早速パーティに出て、ドレス着て、派手なアクセつけてみます。あと、ワンコと一緒に記念撮影をしようと思います。さて、写真屋さん探さなきゃな♪

2009年3月3日火曜日

ものは言いようで腹が立つ

ものは言いようで腹が立つ―どうにも失礼な日本語
柴田謙介


日ごろ失礼だなぁ・・・と感じる言葉もあれば、アレ?コレってまずかったの・・・って言葉もある。気をつけましょう!
  • 難しい言葉を使わなくてよい
    慣用句などを用いると思わぬ失敗をしてしまうので、簡単な言葉を敬語にして話せばよい。
  • 自分のことを尊敬語で話さない。話している相手は誰か?を常に考える
    自分がやるのに尊敬語を使ってしまう。上司のことを話すにあたり、客先で話すなら謙譲語を、自社内で話すのなら尊敬語(場合によっては謙譲語)を使うよう、相手によって使い分ける
  • 最近のバイト用語はおかしな表現
    コンビニとかレストランとか「ナニそれ?」って対応をされることが多い。”お会計のほう”、”ご注文のほう”って、どっか行くんかいと思ったり、”千円から頂きます”って、千円以上いるの?って思うのは正常な感覚だったらしい。
  • 2重敬語は使わない
    尊敬しようという気持ちが強すぎて”お”とかをいっぱいつけてしまう。簡単でいいんですよ~簡単で。
  • 忌み語
    結婚式に”さる●日に”という忌み語~ここでは”さる”が”去る”に通じるを使わない。
    葬式に”返す返すも残念です”といって、不幸が繰り返される(返す返す)ような言葉を使わないこと。
忌み語は知らなかったなぁ。言われたら確かにそうだけど、そこまで考えてスピーチしたことなかったな。

このブログも敬語というものは、ほとんど存在しない。
だが、小学生4年のときに、先生に泣かされながらも叩き込まれた敬語の基礎というか感覚は、がっちりしているらしく、重宝している。尊敬語とか謙譲語とかいうのはわかんないけど、使うシーンは間違ってないらしい。M先生、ありがとう!

2009年3月2日月曜日

マネジメント改革の工程表

マネジメント改革の工程表
岸良 裕司


●サバ読み虫(人の責任感を栄養源にして成長する。個別最適の組織と組織の隙間に好んで生息する)
●ていねいしあげ虫(早く終わっても予算と時間を使い切ってていねいに仕上げてしまう)
●パーキンソン虫(与えられた時間と予算はすべて使う)
●マルチタスク虫(責任感が強く仕事熱心だが大変な失敗をしてしまうことも)
など(他にもいる)に食われている会社組織の方は読んでみましょう!
  • 責任感があるから、がっかりさせたくないからサバを読む
    そんなこと考えたことなかったけどナルホド!そう言われればそうかもしれない。でもサバ読んだことないよ。それでウダウダ言われるので困るんだけど。
  • バッファの置き場所と適量。バッファを使うのが当たり前。
    プロジェクトの最後にバッファを置くとよいということは、数年前から知っていたが、こういう理由だったのねと確認できた感じ。親方バッファで管理してくれると楽なんだけど、サバ読んでない時間を報告していてもサバ読んでると思われてるから困ったもんだ(笑)
  • みんなで「目標のすりあわせ(ODSC)」を行う
    目標を決めて、目的が何かを明確にして、成果物を決めて、成功基準を決める。
    このとき「○○さんに『すごい!!』といわせる」ことを成功基準にすると意見が出やすいとのこと。そりゃ確かにそうだわ。
  • クリティカルチェーンの検討とサバ取り
    後ろから「この目的のために必要な作業は何か?」と後ろから作業を決めていくことで、ムダ作業がなくなる。また、ベテランのやり方も取り入れることができるため、技術伝承(育成)ができていく。こういうマニュアルだけでは伝わらない部分の伝承にも有効とのこと。
  • マニュアル人間を作ってるのは会社
    “マニュアル人間ばかり”というが、結局マニュアル人間を作っているのはマニュアルを作ってそれ通りに仕事をさせる会社である。確かにネw
目からウロコが落ちるような内容だった。こりゃ、プロジェクトマネージメントにかかわる部門の管理職者は必読にしてほしいですね。特に大企業病の処方箋としても。

・・・「組織の問題構造図」にあまりにも頷けてしまう。

2009年2月13日金曜日

小さな人生論1,2

小さな人生論―「致知」の言葉
小さな人生論〈2〉「致知」の言葉
藤尾秀昭


自分の人生を寄りよくするにはどうすればいいか、古人(に限らず)の言や行動から学びましょうという本。「知致」という雑誌の最初の言葉をまとめた本です。

  • 「我流を行く」
    とにかく目的に向かってわき目も振らずに邁進することが必要である。ってことをイチローさんとか武蔵とかの例を取って説明してある。
  • 心耳を澄ます
    心穏やかにしていなければ、見えない世界があるので、いたずらに騒ぐことはない。ってことです。ここまで練れてないので、がんばりましょう。
  • やさしさこそが 大切で 悲しさこそが 美しい
    脳性マヒの少年の詩です。もー他人目がなかったら、ぼーろぼろ泣いてます。心に響く詩です。
  • 誠は扇の要
    誠意が無いとどこかで崩れる。やっぱり、誠実さは人として大切に守らねばならないもの・・・って構えなくても誠実であることが当たり前~になりたいね。
  • 過去が咲いている今 未来の蕾で一杯な今
    今の自分は過去の自分が望んだもの、そして未来への種まきを今やってるということ。「こんなはずじゃなかった」っていうのなら、未来はこうありたいと望んだ方向に歩いていってるのが今!と自覚しよう!
色んな成功策をまとめたような1冊。腑に落ちたり落ちなかったり・・・古語が多いので意味がよく分からない(^^;
文字も大きいし、すごく読みやすいけど、ハードカバーじゃなくてもっと安くして欲しかったな。持ち運びには不便。

この頃に、二宮尊徳だったかな?掃除をナゼしないといけないか…という話を読んだように思うのだけど…あれ?この本じゃなかったっけ?

2009年1月21日水曜日

現場指揮官の教訓

現場指揮官の教訓―強い現場リーダーとは何か
日下公人


日本軍における下士官~中間管理職~がどんな風で、これを今風に適用したらよくなるよ~という話でした。
  • 縦の人間関係
    たとえ設計から公差を細かく指示されても、現場が生きているところでは、ものづくりにそこまで必要かどうかの判断が伝えられていたが、今はどうなんだろう?
  • リーダーの状況判断が生死に直結する
    現場の人間の言うことを聞かないと、生き残ることすら出来ない。戦争時の行動は、そういう意味で参考になるとのこと。ただし、時代によって解釈が違うのは、注意しないといけません。
  • 手前勝手に要領よく
    下士官が強いという話は聞いたことがあったが、結局「判断能力が無い上司は無用」ということなのであろうと思う。下士官は、現場が分かっているので、効果的な対応を出来たのであろう。やっぱり、現場は大事なわけです。
  • 微妙は「組織力学」
    「なるべく上の人にはそれらしくしてほしい」タテマエと「下のほうには介入して欲しくない」ホンネがあり、中間管理職がしっかりしていれば、上役はゴルフをしていたほうがよく回る…なんとなく分かるなぁ。
  • 殴られても精神的な苦痛は何も無かった
    上官が殴ったことじゃないですよ。古兵が生き残るために強くなることが必要だから「叩き込んでくれていてありがたい」と思ってたという。確かに、怒られるときって、基本的に自分のためって分かっていれば聞けるし、怒っている側が保身したいだけかよ…ということが透けて見えるととたんに精神的な苦痛になります。
  • 「すり合わせ」トヨタはここまでやっている
    「微調整」は漢語なのでピンとこないが、「すり合わせ」という言葉を使うと”われ関せず”という人をなくしていこうとするのが日本語であり、トヨタはそうしているからこそ強いのだということであった。その相手がたくさんいすぎると凹みますけどね。
戦争という極限状態であるからこそ得るものがあるし、戦争について、たくさんの人が文章を書いているが、立場によって全く異なる見方があるので、注意しなければならないということが、キチンと明言されている。
そこまで考えていなかったので、戦争に対する見方が変わりました。

アメリカ式の合理的なやり方は日本人の水に合わないから、そろそろ考え直したら?ってことですね。部下としては上司をもっと煽てるべきか・・・がんばってみよ。

2009年1月20日火曜日

時間管理術

時間管理術 (日経文庫)
佐藤 知一


これ、まんまプロジェクトスケジュール管理の話です。個人単位にしてあるので、分かりやすいです。
表や内容の関係から横書きなんだけど、なぜか読みにくい(~_~;;
  • ベンチマーク
    出来る人の時間の使い方をベンチマークすること。出来る人のやり方を真似すること。ってのは何事も王道ですね。とはいえ、週5回レッスンに行こう!とかは無理っすよ。
  • 記録する>予定を立てる>スケジュールを組み立てる
    まずは、自分の時間の使い方を見える化し、うまく使うための予定を立て、予定を組み立てる・・・って、これまた仕事カイゼンには王道ですな。
  • ガントチャートと進捗率
    ここまでくると、手書きでは難しいのでソフト必須。まぁ、自分は一人しかいないので、ガントチャートにする必要があるのかは悩ましいところだが、並列作業が必要な人には必須な能力。
  • 分析する
    全部のスケジュールから、ココはこうしたほうが良いなという分析と次回へのカイゼンを行う。その際、色分けして、自分がどんな風に時間を使っているかを見えるようにするとよい。自分の考える時間を確保することが大事。
というわけで、普通の若社員がリタイアした叔父さんに弟子入りし、ライバル以上に仕事をするようになるという小説形式の内容でした。

師匠のアドバイスは、的確なので、時間の使い方が~!って時は、実践あるのみ。確かに色分けして自分の時間を分析したことはないな~と思ったし、やってないことがたくさんある。まだまだレベル1の私でした。

最終的には、恋愛モノっすか?な展開が笑えるところ。

2009年1月19日月曜日

弁護士が教える気弱なあなたの交渉術

いかん、すっごい空いてしまった。週1UPは必須にせねば!
今の形式、書き難いので、ちょっと内容を変えようと思ったり。

弁護士が教える 気弱なあなたの交渉術

全体的に、交渉サンプルがあるので、こういうときにはこうすればいいのね~と思える。
  • パターン分析
    自分のタイプがどれに当てはまるか、パターン分析されているが、こっちもこっちも~とか思うので、結局全部頭に入れておく必要があるような・・・
  • 鉄則
    鉄則がパターンと共に列記されているので、自分が使えそうな鉄則を叩き込んでおく。私の場合は「話しすぎない」コレだな~!
  • キラーワード、必勝ツール
    相手を肯定することで自分の話が出来ること、if文は重要であることは、普通の会話でも重要ですね。
  • シミュレーション
    交渉をシミュレーションをしておくことは有効である。数年前、目の前で目撃(プロジェクトマネージャとエンジニアリングマネージャ)したことがあるが、片方は次々の提案する-片方はかたっぱしから却下していく・・・というマシンガントークであり、「この人たち何者!?」…と思った瞬間だった。結局、「ダメかっ!」って言って別の方法を探すことにしてました。
なんにしてもトライ&エラーで自分なりの方法を獲得することが必要であるのは間違いない。これは、第一歩。ま、私は先に言質を取ってしまうのと、正論で押すので、上司は私と話すのが好きじゃないらしい(笑)